【マトリックス考察】マトリックスのセキュリティに関して
某所の話題で少しマトリックスセキュリティを考えたので、以下メモ。
1)
>ホスト内って無造作にデータが置かれているのかな?
無造作に置かれている場合もありますが、
実際は、今の現実世界と一緒だと思います。
現実世界でも利便性と保守性踏まえて、
クラウドに移行しつつあるので、
2075年でのホスト/デバイスという話であれば、
通常はホストにデータを置いていると思います。
マトリックスはGODが守っていますけど、
デバイスは別にそのままだと守られていませんしね。
更にアンワイヤードマトリックスが進化しているからこそ、
マトリックスに接続していないホスト、という話もあると思います。
以下の様な感じ。
セキュリティ高
↑
↑ ・マトリックスから切り離したホスト内にデータ保持して、
↑ 更にICやスパイダーで保守している。
↑ ・マトリックスから切り離したホスト内にデータ保持。
↑ ・マトリックス上のホスト内にデータ保持して、
↑ 更にICやスパイダーで保守している。
↑ ・マトリックス上のホスト内にデータ保持。
↑ ・コムリンク(デバイス)にデータ保持して、
↑ デッカーにコムリンクを防護させている。
↑ ・コムリンク(デバイス)にデータ保持。
↑
セキュリティ低
2)
>ホスト内の「機器の具体的位置が分かる」という話は、
>例えば、2019年のLANとかでは、
>サーバー乗っ取っても、どんなスレーブ機器がどれだけどこにあるのか
>把握するにはまた別の力量が必要ですよね。
その通りだと思います。
その上で、シャドウラン5版の場合は、
その点が抽象化されていて、デバイスの具体的な位置は、
・100m以内であれば、機械的な電磁波での走査
(敢えてマトリックス上でのソフト的な走査も可能)
・100m以上の場合は、マトリックス上でのソフト的な走査
を「マトリックス知覚/探知」で実施していると思います。
3)
>例えば、ホスト内にファイルがあり、
>ホスト内のファイルをハッキングするには、
>いくらホストにマークをつけていようと
>ホストのファイル相手にハッキングが必要なのでは?
その場合だと、ファイルに対するハッキングは、
以下の判定の認識です。
ファイルに対しては、プロテクトが掛かっていれば
クラックする事は必要ですが、マークは不要という感じですね。
・ホストのマークを取得。
・ホストに入る。
・ホスト内でマトリックス知覚。
(お目当てのVRファイルキャビネットを発見)
・VRファイルキャビネットにプロテクトあり:
ファイルをクラックする。
・VRファイルキャビネットにプロテクトなしor
ファイルをクラック後:
ファイルを読む。(判定不要だと思うが、必要ならマトリックス知覚)
・ファイルを自分のデッキにコピーするのであれば、
ファイル編集が必要。
最近、色々な所で書いている事をまとめると、
シャドウランハッキング101とかできるんじゃないかな。。。